おためし暮らし体験者インタビュー Vol.1
福岡県在住のK・Aさん
滞在期間:令和5年1月20日~令和5年2月9日
たまたま見つけた安平町で運命の出会い
福岡県に在住のK・Aさんは北海道の自然豊かな中で田舎暮らしがしてみたい!と移住先を探していた時、偶然見つけたのが安平町。育児休暇を利用し、1歳の娘さんを連れて3週間のおためし暮らし住宅を利用してくれました。人が好きで会いたい人がいるとどこへでも行っちゃう行動派だそうで、滞在期間中にも色々な人に会ったそうです。利用のきっかけから、どんな過ごし方をしていたのか聞いてみました。
移住を検討しようと思ったきっかけは?
白老町に友人がいて何度か北海道を訪れるうちに、自然が豊かで田舎暮らしができる北海道で暮らしてみたいと思うようになりました。
北海道は本州のような地域のしがらみが少なく、閉鎖的じゃないので移住のハードルが低いと感じました。
安平町を選んだ理由は?
最初から雪が少ない胆振地方での移住を考えていて、ネットで検索していた時にたまたま安平町を見つけました。町のホームページでおためし暮らし住宅を見たら良さそうだったので行ってみようと思いました。
申し込んだ後に友達から教育に力を入れている町だと聞いて知りました。移住を検討する上でいい教育を受けさせたいというよりは、住まいや周りの自然環境の方を重要視しています。
おためし暮らし住宅はどうでしたか?
家はすごい良かったです~。
部屋数が多いので(3LDK)2人だと使いきれなかったけど、、家が広いというだけで心に余裕が出来ました。
最低限の物しかないと聞いていましたが、実際来てみたら色々と充実していたので、ちょっとした消耗品を買うぐらいで済みました。
最初の日の夜、暖房を消して寝たら寒かったので夜中に暖房をつけましたが、それ以降は暖房をつけて寝ていたので寒くなく快適に過ごせました。
トイレに閉じ込められちゃった時にはびっくりしました。(鍵の調子が悪く、トイレの中に入った状態で鍵がかかってしまい出られなくなった)20時半頃だったのですが担当者が来てくれて開けてくれました。この事件?!をきっかけに、スタッフの方々に頼っていいんだ~と思いました。
滞在期間中どんなことをして過ごしましたか?
町内、あちこち行きました。車がないのでJRや循環バスも使って移動しました。土日に循環バスがやっていないのはちょっと不便でしたが、町内で会った方が送ってくれたりもしたので助かりました。
エントランスであびらぼを見学したり(※1)、ABIRA DE LIGHT(※2)に行ったり、歩いていける飲食店にも色々行きました。どこも美味しかったです。
子育て支援センターが早来と追分にあるのですが、両方へ行きました。2つのセンターはそれぞれ雰囲気が違いましたが、小さい規模だからこその良さがありました。福岡でもたまに子育て支援センターに行きますが広すぎるのと、コロナもあって子ども同士が接触しないように遊ぶようになっています。
ここは児童館も一緒になっているので、夕方になったら小学生も来ていました。私は小さい頃から引っ越しが多かったので、仲の良い友達と一緒に大きくなっていけるのが羨ましく感じました。子どもにとっても赤ちゃんの頃からずっと同じ場所に通って遊べるって安心感があるんじゃないかなと思いました。
※1あびらぼ:小学校5年生から中学校3年生までを対象にした放課後教室です。町独自の「あびら教育プラン」の社会教育事業として行われています。
※2ABIRA DE LIGHT:令和4年4月にオープンしたコミュニティースペースでイベント開催の他、ワーキングスペースなどとしても活用されています。
安平町で印象に残ったことを教えてください
遠浅地区に「とあさ村(※3)」というのがあると知って、行ってみました。そこで村長をしている青木さんとお話しをしましたが、考え方や活動内容などに共感し初対面とは思えない程、盛り上がりました。
たまたま安平町を知って、たまたま「とあさ村」を知ったけれど、青木さんに出会うために、呼ばれて来たんじゃないか!と思うほど(笑)
この出会いは今後に繋がっていくと思うので、すごく良かったです!
元々、人が好きで、出身が関西というのもあってか道ゆく人にも話しかけたくなっちゃうタイプなんです。安平町でも色々な方と話しをしたいので町内の行く先々で自分から「おためし暮らし住宅に滞在中なんです~」と言ったのですが、みんな反応が良かったです。住宅から近いコンビニにもよく行ったのですが、店主の方が娘を見て「孫と同じ歳くらいかな~」と話しかけてくれ、そこから距離が縮まったというか。子どもと一緒だったので向こうから話しかけて来てくれることもあって、こういう交流を求めに来たので嬉しかったです。
※3とあさ村:自然体験農園
安平町のオススメスポットは?
道の駅などもとても良かったのですが、せっかくおためし暮らし住宅を利用しているならぜひ観光地以外も行って欲しいなぁ。早来学園には地域の人が入れる図書館とかもあるので、そういう所に行ってみるのもいいんじゃないかな?と思います
町民や観光客とも違うのでフラットな視点で町をみてみたら面白いと思うので、そういうのも楽しんでほしいです。
安平町へ移住したら・・イメージがわいてきましたか?
現地移住ツアーに参加して、早来学園とはやきた子ども園が見れたので具体的にイメージが湧きました。
車がないと厳しいというのがわかって、逆に車があれば不便さはないだろうなーと感じました。
次回は、違う季節に訪れてみたいです。夏くらいかなぁ~。
雪国で生活した事のない方にとって雪は心配事の1つかもしれません。実際に体験してみるとイメージがわいてくるかと思いますので、そんな時にはぜひおためし暮らし住宅をご利用下さい。どのような暮らしをしたいか十人十色です。田舎暮らしと一口に言ってもそれぞれの市町村で特色があります。K・Aさんは共感できる人との出会いが大きな収穫になったようですが、短期間でも住んでみて、体験して、地域の人に会い、安平町を知ってもらえれば嬉しいです。 K・Aさん、次回は夏にお待ちしておりますね。ありがとうございました。