安平川(公共用水域)において測定されたPFASに関する対応について

安平川(公共用水域)において測定されたPFASに関する対応について

1.経緯
 北海道企業局が実施しましたラピダス社への工業用水の供給に係る水質モニタリング調査としてPFASの水質検査を行った結果、苫小牧第二施設において飲用水の水質基準の暫定目標値である50ng/lを超える59ng/l が原水である安平川から測定されたとの報告を、令和6年7月15日に企業局管理者から町長へ一報を受け、翌7月16日に企業局管理者から町長以下関係職員へ本件について説明と今後の対応策を協議しました。
   
2.町としての対応
 安平町では取水箇所の上流域にPFASの排出源となり得る施設がないことから、PFASの検査は実施していませんでしたが、町民の安全・安心を確保するため、安平川の支流及び上流を取水とする北進浄水場、追分本町浄水場、旭浄水場の3か所において浄水の水質検査を令和6年7月16日に実施しました。
調査結果には約一週間を要しますが、PFASが測定された場合に備えて現在全て浄水場で活性炭による除去の準備を進めています。

3.PFASについて
 PFASとは、有機フッ素化合物の総称で、撥水・撥油性が高く、泡消火薬剤、金属メッキ処理剤や調理器具のコーティング剤など幅広い用途で使用されています。環境省の資料によりますと、PFASの摂取主たる要因と見られる健康被害が発生した事例はないとされており、水道水の水質検査51項目の対象外となっています。
お問い合わせ
連絡先: 水道課水道グループ 0145-22-2730 
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