安平町道の駅の整備目的とコンセプト
安平町には、「農産品」「特産品」「歴史・文化」「風景」など、地域固有の強みが多数あり、これらはこの町に住む多くの「人」によって支えられています。これらの強みは、人を集客するだけの潜在能力がありますが、地域に分散しているため、空港や港などの北海道の玄関口や札幌エリア等の都市圏に隣接していながら、その力を十分に生かしきれていない状況にあります。
道の駅では、地域拠点として質の高い農産品や特産品、歴史・文化、そしてこれらを支える人の力を集結させて相乗効果によって更に価値を高め、町内外の人々との交流・つながりを生み出し、町全体の活性化につなげます。
道の駅では、地域拠点として質の高い農産品や特産品、歴史・文化、そしてこれらを支える人の力を集結させて相乗効果によって更に価値を高め、町内外の人々との交流・つながりを生み出し、町全体の活性化につなげます。
整備目的 ⇒ 次の 3 つを目的として道の駅を整備し、「地域活性化」につなげます
- 分散する地域資源(人・もの・文化等)を集結し、町の価値を高める
- 都市と農村との往来やつながりを促し、交流人口を拡大する
- 町の認知度を向上させる ⇒ 「地域活性化につなげる」
コンセプト ⇒ 整備目的を果たすために、道の駅に次の 3 つのコンセプトを置きます
(施設コンセプト)まちの文化と歴史を後世に伝える過去と未来をつなぐステーション
~この町を支えてきた歴史や、今も風土として残る文化を効果的に発信し、住民やこの地を訪問する方々に広く地域情報を発信するステーション
(運営コンセプト)自由な交流や経済活動が広がる、地域活性のステーション
~道の駅というフィールドを主体的に活用してもらい、住民同士や住民と来訪者の交流を深めることをとおして、地域活性化に資するステーション
(機能コンセプト)回遊交流の拠点となる、地域情報発信ステーション
~町の玄関口として人を呼び込み、タイムリーな情報を提供することによって、町内回遊の起点となるステーション
施設機能 ⇒ コンセプトに基づき、必要となる 4 つの機能を置きます。
- 食の魅力発信ステーション機能 ~ 特産品 PR 強化と販路拡大
- 交 流 促 進 ステーション機 能 ~ 町民と来訪者の交流促進
- 観 光 情 報 ステーション機 能 ~ 観光ルートや施設情報を発信
- 文 化 歴 史 ステーション機 能 ~ 地域に根付く歴史や文化の理解促進
ターゲット ⇒ 主な利用者層(ターゲット)を次のように設定します
◇40 代以上の世代層とその家族を主なターゲットと設定
・安平町への来訪者は、東胆振圏や札幌圏、石狩・空知圏からの夫婦&家族連れ、日帰り型が多く、
「札幌・千歳・恵庭・北広島」エリアや苫小牧エリアとのセット周遊が多い。
・隣接する千歳エリアには年間約 500 万人が来訪し、苫小牧や長沼エリアも来訪者が多い。
・新幹線の開業により、函館 in → 道北・道東経由 → 千歳 out のレンタカー客層が増えている。
○よって、札幌圏からの夫婦・家族連れや、近隣エリアの日帰り型来訪者をメインターゲットとする。
○ターゲットに合わせ、昭和を懐かしむレトロな雰囲気を基調とした施設に創りあげる。
・安平町への来訪者は、東胆振圏や札幌圏、石狩・空知圏からの夫婦&家族連れ、日帰り型が多く、
「札幌・千歳・恵庭・北広島」エリアや苫小牧エリアとのセット周遊が多い。
・隣接する千歳エリアには年間約 500 万人が来訪し、苫小牧や長沼エリアも来訪者が多い。
・新幹線の開業により、函館 in → 道北・道東経由 → 千歳 out のレンタカー客層が増えている。
○よって、札幌圏からの夫婦・家族連れや、近隣エリアの日帰り型来訪者をメインターゲットとする。
○ターゲットに合わせ、昭和を懐かしむレトロな雰囲気を基調とした施設に創りあげる。
整備内容 ⇒ 主な利用者層に対応した、次の 6 つの具体的コーナーを開設します
①テイクアウトコーナー
地場産品を活用した、安平町ならではの軽食やスナック類、ドリンク等を提供する。
②ベーカリーコーナー
町の特産品をトッピングしたオリジナル商品のメニュー化を視野に入れながら、来訪者の需要が高いパン類を販売
③特産品販売コーナー
チーズや菓子類、農産物や食肉加工品など、町の特産品を幅広くPR 販売
④農産物直売所
町内で生産される新鮮な農畜産品を販売
⑤無料休憩コーナー
来館者が快適にゆっくり利用できる休憩空間を確保。また、一部スペースには昭和中期の駅舎を再現し、レトロな空間を創出。
⑥SL倉庫
SL 車両や鉄道資料を展示し、車両を下から見学できる点検ピットを造成