安平町立 早来学園早来学園の校歌

通常バージョン(フル)
MVバージョン(ショート)

楽曲楽譜のご利用にあたり

・楽曲楽譜は、個人で楽しむ範囲で利用をしてください。
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※1. 会場に確認をしてください。

早来学園校歌
作曲:青葉 紘季(あおば ひろき)さん
作詞:江畑 兵衛(えばた ひょうえ)さん

 
教えてくれたのさ
これまでのこの町のこと

伝えていきたいな
これからの町の姿を

窓から見える緑色の風
穏やかに流れる時間も

みんな大好きな宝物さ
この先も大切にしていたいな

ともに手を広げ重ね合い
どんな形が見えるだろう

答えは一つじゃないさ
いつでも みんなのものだから

道はのびてゆく それぞれが描くままに
自由の旅

色んな未来と出逢える場所 早来学園
聞こえる虫の声も 堆肥や牧草の匂いも
心を落ち着ける いつまでも温かいまま

悩んで 迷い 楽しめば良いさ
回り道しても大丈夫

どんな時も そこから始めよう
自分らしく
時を越えて 世界へ飛び出そう


ともに手を広げ重ね合い
どんな形が見えるだろう

答えは一つじゃないさ
いつでも みんなのものだから

道はのびてゆく それぞれが描くままに
自由の旅

色んな未来と出逢える場所 早来学園

笑顔だけの日々じゃない
涙を流す時もある

いつかきっと輝きになる
この場所から 早来学園

  • 作曲家の思い
    青葉 紘季(あおば ひろき)さん

    既存の校歌っぽくなくということは念頭に置きつつ、かといって今の流行歌のようなものに落とし込むのではなく、日本の音楽史の中で長年受け継がれてきている日本人の中に脈々と流れる心の琴線のようなものに響くものをという想いで書きました。
    9年制ということもあり、変声期を迎える子供ももちろんいる中で音域をどこに設定するかは悩みましたが、成長して高い声が出せなくなった子がオクターブ下で歌ったとしても多少の歌いごたえのようなものがあればと思いこのキーに設定させていただきました。
    今の子供たちは多種多様なジャンルの楽曲を見聴し、さらにダンスも当たり前の文化として根付いていると思います。この楽曲も2番はサビへ行かないという最近の流行歌にあるつとめてコンパクトな構成という点ではそこを加味した建て付けにはなっていますが、あくまで校歌は<かっこいいもの><新しいもの>である必要はなく、それよりも親しみやすいものであって欲しいということを考え、たとえ歌が苦手な子でも歌える、なるべく覚えやすく口づさみやすい音符数、メロディの組み立てにしました。
    何度も街を訪れ、子供たち、関係者の皆さん、街の方々、空気に触れ、その想いや期待を僕のフィルターに通して出来上がった作品です。
    これは偶然出来た曲ではなく、みなさんとお互いに心を重ねることで必然的に出来た曲なのだろうと思っております。
    この楽曲が一人一人の想い出に寄り添っていつまでもみなさんの心の中で響き続ける作品になってゆくことを願っています。

    青葉紘季
  • 江畑兵衛

    作詞家の思い
    江畑 兵衛(えばた ひょうえ)さん

    同じ道産子ということもあり、たくさんの思いを抱えて詞を書かせてもらいました。
    早来学園は9年間通う学校ではありますが、長い人生を考えると9年しかないとも言えます。そのため、学校にいる時だけで終わらず、彼らがその先の人生を歩んでいくとき、この早来学園で育ったことが誇りになり、勇気を与えてくれる、そんな応援歌になる歌であってほしいと思いつくりました。
    歌詞全体を通して、安平町色を強く感じるような言葉が決して多いわけではありません。町の皆さんとの交流を通して、それぞれの想う安平があり、それぞれの好きな安平があると感じ、何か特定の言葉やイメージで安平を語るのではなく、僕が実際に安平を訪れてみて、その場で見て触れて聞いて感じた事を、道産子のフィルターを通して歌詞に込めました。
    児童生徒達にとって、この歌が人生の中でずっとそばにある、携えていける曲になればと思います。

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