〇計画の位置づけ
安平町(以下、本町)が維持管理する学校教育系施設は、昭和40(1965)年代から整備され、現在の保有面積は2.6 万㎡で全公共施設面積の約16.7%※を占めています。
また、児童生徒数は減少傾向が続いており、令和5 年度5 月現在で473名となっています。
学校教育系施設については、これまで改築のほか、耐震改修や外壁・屋根・屋上等の改修等を実施してきましたが、今後も予想される長寿命化改修や大規模な改修、建替には多額の費用が必要になると考えられ、適正な施設管理が課題となっています。
安平町学校施設等長寿命化計画(以下、本計画)は、上記背景を踏まえ、今後の改修や更新の対応として、教育環境の質的改善も考慮しつつ、現状40 年程度の建替え周期を延長する長寿命化を図るなど、施設整備にかかるコストを総合的に抑制するとともに、学校施設等の全般的な効率的維持保全の実現を目的に令和3年3月に計画を策定しました。
その後、令和5年3月に早来小学校、遠浅小学校、安平小学校、早来中学校が閉校し、令和5年4月に早来学園が開校したことから、計画の一部変更を行います。
(※安平町公共施設等総合管理計画・平成29年3月での割合)
〇計画の期間
本計画は長期的な維持管理の視点により、構想期間を40年、計画期間を令和6(2024)年度から令和15(2033)年度までの10年間とします。