早来地区義務教育学校特設ページ
新しい学校ができるまで
(早来地区義務教育学校の過程)
クリック後、別ページに移動します。このコンテンツは順次追加予定です。
新しい未来へ
早来に住む中学生は今、体育館を小学校から借りています。
グラウンドも小学校から借りています。
大きな地震があったことで、山の上にあった中学校が壊れてしまったからです。
壊れてしまった早来中学校は、新しい場所に建て直そうとしています。
そうすると、早来小学校の建物も古くなってきたので、
早来中学校と早来小学校を一緒にして、『義務教育学校(ぎむきょういくがっこう)』という一つの大きな学校を建てようということになりました。
私たち大人は、この町に住む児童・生徒のみなさんに、『こんなすばらしい学校ができて良かった』と思ってもらえるような学校を作りたいと思っています。
そこで、このページは、児童・生徒のみなさんに直接読んでもらいたいと思い作ります。
なぜなら、すばらしい学校にするためには、みなさんにも新しい学校のことをよく知ってもらう必要があるからです。
新しい学校に通うことができない先輩(せんぱい)達の思いも一緒に、みんなが主役の学校をつくりましょう。
仮設校舎で学校生活を送った生徒のみなさんへ
地震後、町民センターでの授業を経験した生徒のみなさん、
仮設校舎で中学校生活3年間を終える生徒のみなさん、
途中から新しい校舎へ移る生徒のみなさん。
みなさんは、これまで早来中学校を卒業された先輩方とは異なる経験をしました。
辛く・大変な思いをしたたこともあったでしょう。
しかし、困難な状況でも前を向き、頑張っているみなさんの姿は、
私たち大人に多くの希望と勇気、元気をあたえてくれました。本当にありがとうございました。
そんな先輩達の姿を見てきたみなさんの後輩は、これから素晴らしい学校をつくっていってくれることでしょう。
どうかみなさんもこれからは地域の一員として、新しい学校を利用してください。そして、後輩たちを支えていってくれたらうれしいです。
これからもよろしくお願いします。
早来地区義務教育学校のコンセプト
コンセプトとは、「新しい学校をどういう学校にするか」ということを言葉で表したものです。
安平町の
「自然」「地域」「文化」「人」に触れ、
支え、支えられる中で、
学校を通して「スポーツ」「テクノロジー」や
「異年齢、多世代」の人達、
たくさんの「本物」と出会い、
さらに
「色々な考え」「多様な価値観」「多くの学び」
「夢」とも出会い、
“世界”に生き、“世界”へと羽ばたいていく
つまり、私たち大人は、こんな学校にしたいと思っています。
- 安平町(あびらちょう)に大自然があることを当たり前に思わず、大切に感じてほしい。
- 安平町に住む地域の方々の力をお借りして、自分の住む町をよく知ってほしい。
- 学校生活を通じて、色々な年齢の方と出会い、自分と違う考え方に出会ってほしい。
- これらを通じて、児童・生徒のみなさんだけでなく、地域の方々の学べる場所になってほしい。
義務教育学校ってなんだろう??
義務教育学校は、小学校生活6年と中学校生活3年の計9年間を一緒にした学校です。新しい学校では、1年生(小学校1年生)から9年生(中学校3年生)までの児童・生徒 のみなさんが一つの学校(建物)に通います。
今の小学校や中学校と違うところは・・・
- 一つの学校なので小学生と中学生が一緒に学校生活をおくります。
- 中学生(7から9年生)だけでなく、小学生(5・6年生頃)も教科の先生が教えます(中学校では、教科ごとに先生が変わります。少し早く始まるのですね。)
- 小学校の児童会と中学校の生徒会が一緒に活動します
- 学校行事は1年生から9年生まで一緒に取り組みます
つまり、中学生の活動が、小学生からできるようになるということですね。
建物の中はどうなるの?過ごし方はどうなるの?
(早来地区義務教育学校の施設紹介)
教室
9年間を過ごす場所です。進学に合わせて形が異なる教室をつくります。
- 1年生から6年生は、成長を感じられるような形式の異なる教室を用意します。
- 7年生から9年生は、教科それぞれで教室が異なります。音楽の時間に音楽室へ行くように、英語の時間には英語用の教室へ行き授業を受けます。また、ホームルームを行ったり、休み時間を過ごしたり、持ち物をしまうロッカーを置いたりする「ホームベース」と呼ぶ場所をつくります。そこが、皆さんの基地となります。
- これまでのつくし学級やかしわ学級のような教室も3つつくります。
光のプロムナード
教室と教室をつなぐ廊下(ろうか)のような場所ですが、ただの廊下ではありません。
太陽の光がたくさん降り注ぎ、季節や1日の変化を感じられる場所になります。広い場所ですから、本棚を置いたり、壁に映像を映し出したり、展示物を置いたり、発表したり、みなさんと先生の工夫で色々なことができる場所となるでしょう。そこではきっと、友人や先輩・後輩との交流が自然と生まれてくるはずです。
図書室
学校の中心につくります。 児童・生徒のみなさんだけでなく、地域の方々みんなが楽しめる「みんなの図書室」にしたいと思っています。そこでは、みなさんと地域の方々との交流生まれてくるとうれしく思います。 図書室には、約35,000冊の本を置きます。みなさんにとって、新しい発見・知らない世界に出会えることでしょう。
エントランスホール
今の学校でいう玄関のような場所ですが、ただの玄関ではありません。目の前には図書室が目に入る、見通しがよく開放感ある学校への入り口となります。
校務センター
今の学校で言う職員室のような場所です。先生方がみなさんのために工夫した授業ができるように、お話し合いをしたり、少し休憩したりしやすい場所にします。
キッチンスタジオ
今の学校で言う家庭科室のような場所です。
創作アトリエ
図画工作、美術の授業を行う場所です。壁や床は、汚れても簡単に掃除できるようにします。
スタジオ
周りを気にせず思い切り音が出せる場所です。こちらも音楽科の授業で活躍するかもしれません。
理数教室
数学と理科の授業を行う場所です。少人数授業でも使いやすい場所にします。
理科実験室
4人で1つのグループで実験できる広さのある場所です。
英語教室
国語教室
社会科教室
教科教室は各教科の資料などが常時見て触ることができ、まなぶことの魅力を伝える場になります。
大アリーナ
今の学校で言う体育館です。大人が試合できる大きなバスケットコート1面、小さいバスケットコート2面分できます。また、バレーボールなどもできるような高さとします。2階には、雨の日や冬などに走ることができる場所をつくります。
中アリーナ
350席のイスを置くことができる広さとし、入学式や卒業式、発表会などができる場所とします。ステージの扉を閉めることで、音楽室のように使える場所になります。スポーツは、卓球、体操などで使うことができるでしょう。
木工室
音やホコリの出る作業を思い切りできる、少し離れた小屋です。図画工作、美術、技術の授業ができるでしょう。
建物のまわりはどうなるの?
(早来地区義務教育学校の周辺環境)
①スズランの丘
学校の裏にある小高い丘です。いつでも子ども達や地域の方々が散策し、遊び、早来の町を見渡すことができる場所としていきたいと思っています。
②小さな子の遊び場
低学年から使うことができるような遊具(木でできた登り棒や平均台など)を置きます。
③トンカチ広場
校舎と観察の庭をつなぐ広場です。
④観察の庭
学校の敷地(しきち)には、小川が流れ、その周りには湿地帯(しっちたい・湿った乾ききらない場所のこと)が広がります。みなさんにとって、自然観察のできる学びと遊びの場所になるでしょう。
⑤グラウンド
野球場2面(少年野球用、一般・中学生用)、サッカーコート1面、陸上トラック、走り幅跳びが出来るスペースをつくります。
⑥体育倉庫
外での活動用に作ります。部活動で使うロッカーを置けるスペースもあります。
⑦テニスコート
正式な試合ができるひろさのコートを2面つくります。
⑧早来はらっぱ
普段は寝転がったり、走り回ることができるはらっぱ。
⑨みんなの広場
児童・生徒のみなさんだけではなく、地域の方々や学校を訪れる方を迎える広場です。
⑩ウォーミングアップ広場
校舎とグラウンドの間に、ストレッチなどができる広めの芝生がある広場です。雪だるま型の掲揚台(けいようだい・国旗や校旗などを掲げる場所)が置かれます。
いこいの庭
今のいこいの庭をもとに、木を少し切って明るく爽やかな場所にします。
学校の名前や、制服などはどうなるの?
(早来地区義務教育学校の学校名や制服について)
学校の名前・制服・校則・行事・校章・校歌 などについては、考えているところです。決まりましたら、みなさんにお知らせします。
【関連ページのリンク】制服に関する記事はこちら
【関連ページのリンク】校名に関する記事はこちら
いつから新しい学校へ通うの?
(早来地区義務教育学校の開校時期)
令和3(2021)年7月 | 工事開始 |
---|---|
令和4(2022)年10月 | 工事終了 |
令和4(2022)年12月 | 早来中学校・早来小学校 引越し作業 |
令和5(2023)年1月 | 早来中学校・早来小学校 新校舎での授業開始 |
令和5(2023)年3月 | 早来中学校・早来小学校・遠浅小学校・安平小学校の4校が閉校 遠浅小学校・安平小学校 引越し作業 |
令和5(2023)年4月 | 義務教育学校 開校(早来中学校・早来小学校・遠浅小学校・安平小学校の全児童・生徒が授業開始) |
早来地区義務教育学校に関する利用可能素材
町公式ホームページに掲載している資料等の活用希望は、安平町教育委員会事務局学校教育グループへご連絡ください。
電話番号 0145-29-7036、 メールアドレス gk-kyouiku@town.abira.lg.jp
活動内容
安平町安平町安平町安平町