新しい学校の校章について(デザイナー編)
校章のデザイナーが決まりました!
2023年(令和5)年4月安平町立早来学園が開校します。安平町立早来学園では、施設一体型の義務教育学校として、新たな校歌を作成することとなりました。
校章に関しては、令和3(2021)年12月号と令和4(2022)年4月号で大まかに次の点をご説明してきました。「早来学園のシンボルとして製作していくこと」「その制作に当たっては、デザイナーへ依頼すること」この度、デザイナーが決定し、作業を開始していますのでお知らせします。
デザイナー(クリエイティブディレクター・アートディレクター)
鎌田 順也(かまだ じゅんや)さん
鎌田氏は、栗山町出身で、現在も北海道を拠点に全国・世界でご活躍されています。札幌を拠点とする洋菓子スイーツ店「きのとや」のロゴ制作や店舗デザインなどの実績があります。また、自治体との関係も多くあります。
鎌田氏には、早来学園校舎の色彩計画や制服のカラーデザインなど、早来学園に関するあらゆる分野においてアドバイスをいただいています。
プロフィール(人物紹介)
1976年北海道栗山町生まれ。東海大学卒業。KD主宰。
北海道は日本の中でも四季の変化が豊かな土地で、この場所だからこそ捉えられるインスピレーションを大切に、東京・横浜・千葉・奈良・山口など全国各地で幅広く活動。
主な活動として「きのとや」「松尾ジンギスカン」「トモエ 福山醸造」「MORIHICO.」「北海道大学」など北海道の老舗企業・教育機関をはじめとして、「千葉県柏市 道の駅しょうなん」の運営コンセプトから総合的に携わるなど、運営の根幹からクリエイションするプロジェクトを多数手がける。
「北海道沼田町 町のデザイン統一プロジェクト」の総合ブランディングや、「ニセコ町役場庁舎」「芽室町役場庁舎」のサイン計画など行政の案件も多い。
また、食品関係のパッケージデザインの依頼も多く、商品開発からネーミングまで深く携わる。
近年は、企業理念や地域活性化のコンセプトワークなど、コミュニケーションデザインの分野まで活動領域を広めている。
札幌大谷大学非常勤講師。
受賞歴
ロンドン D&AD 金賞・銀賞・銅賞
ニューヨーク ONE SHOW DESIGN 金賞・銅賞
ニューヨーク アートディレクターズクラブ メリット賞
中国国際ポスタービエンナーレ 銅賞
日本グラフィックデザイナー協会 JAGDA新人賞2014
日本グラフィックデザイナー協会 JAGDA賞2011
日本サインデザイン賞 最優秀賞・奨励賞
日本パッケージデザイン大賞 金賞(2011・2015)・銀賞
(2011・2017・2019)・銅賞(2013)
グッドデザイン賞(2016 道民の醤油、味噌・2020 きのとや清田店)
日本タイポグラフィ年鑑 ベストワーク賞(2011・20192020)
札幌アートディレクターズクラブ グランプリ(05・06・09・10・13・14・17) 準グランプリ(07・10・16)
※紙面の都合上すべてを記載できませんでしたが、このほかにも東京2020オリンピックエンブレム委員会など、数々の審査員をご経験されています。
最後に
私たちは、平成30年9月6日に発生した北海道胆振東部地震により安平町は甚大な被害を受けました。仮設中学校での学校生活を余儀なくされた早来中学校。私たちは、早来中学校再建として「自分が “世界” と出会う場所」をコンセプトに子どもたちの新しい学び場を創ろうとしています。ぜひ、安平町にみなさまの温かいご支援をいただきますようお願い申し上げます。
また、札幌都心から80分、新千歳空港から20分のところに位置する安平町。ちょうどよさがここには詰まっています。そしてちょうどいいだけではなく、飛び抜けているものもここに。安平町が目指すのは、日本一の教育のまち。ぜひ、安平町にお越しください。
未来へつながる復興まちづくりプロジェクト
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