介護予防サービスの種類

 在宅サービスには、居宅を訪問してもらう訪問系サービスや施設に通って受ける通所系サービスなどがあります。

※自己負担のめやすは、サービスにかかる基本的な費用の1割をめやすとして掲載しています。サービスの利用内容によっては、さまざまな加算があります。また地域による加算や介護処遇改善加算などもあります。

訪問してもらい利用するサービス

介護予防訪問入浴介護

居宅に浴室がない場合や、感染症などで浴室の利用が難しい場合、入浴サービスが利用できます。

●自己負担のめやす

1回 856円

介護予防訪問リハビリテーション

理学療法士や作業療法士、言語聴覚士に訪問してもらい、リハビリテーションをします。

●自己負担のめやす

1回※ 298円
※20分間リハビリテーションを行った場合。
医師の指導のもとでの助言、管理サービス

介護予防居宅療養管理指導

医師、歯科医師、薬剤師、管理栄養士など居宅を訪問し、介護予防を目的とした療養上の管理や指導をします。

●自己負担のめやす

医師・歯科医師の場合
(月2回まで)
515円

介護予防訪問看護

看護師などが居宅を訪問し、介護予防を目的とした療養上の世話や診療の補助をします。

●自己負担のめやす

訪問看護ステーションから
(30分未満の場合)
451円
病院又は診療所から
(30分未満の場合)
382円
※早朝・夜間・深夜は加算、緊急時訪問看護加算、特別な管理を必要とする場合などの加算あり。
施設に通って利用するサービス

介護予防通所リハビリテーション(デイケア)

介護老人保健施設や病院・診療所で、食事などの日常生活上の支援や生活行為向上のための支援、リハビリテーション、目標に合わせた選択的サービスが利用できます。

●自己負担のめやす(1か月につき)

 
共通的サービス ※送迎、入浴を含む。
要支援1 2,268円
要支援2 4,228円
 
選択的サービス
運動器機能向上 225円
栄養改善 200円
口腔機能向上 150円
※食費等は別途負担が必要です。
選択的サービスが利用できます(通所系サービス)

介護予防通所リハビリテーションで提供される選択的サービスには、次のようなものがあります。利用者の目標に応じて利用できます。また、組み合わせて利用することもできます。

運動器機能向上

理学療法士などの指導で、ストレッチや筋力トレーニングなどをします。

栄養改善

管理栄養士などの指導で、低栄養を予防するための食べ方や、食事つくりなどをします。

口腔機能向上

歯科衛生士や言語聴覚士などの指導で、歯みがきや摂食・えん下機能向上の訓練などをします。

施設に入居している人が利用するサービス

介護予防特定施設入居者生活介護

ケアハウスや有料老人ホームに入居している高齢者に、介護予防を目的とした日常生活上の支援や介護を提供します。

●自己負担のめやす(1か月につき)【30日】

要支援1 5,490円
要支援2 9,390円
※食費、居住費、日常生活費等は別途負担が必要です。
短期間施設に入所して利用するサービス

介護予防短期入所生活介護
(ショートステイ)

介護老人福祉施設に短期間入所して、日常生活上の支援(食事、入浴、排せつ)や機能訓練などが受けられます。

●自己負担のめやす(1日につき)

<介護老人福祉施設・併用型の施設の場合>
従来型
個室
多床室 ユニット型
個室
個室的多床室
要支援1 451円 451円 529円
要支援2 561円 561円 656円
※食費、居住費、日常生活費等は別途負担が必要です。

介護予防短期入所療養介護
(医療型ショートステイ)

介護老人保健施設などに短期間入所して、介護予防を目的とした医療上のケアを含む日常生活上の支援や機能訓練、医師の診療などが受けられます。

●自己負担のめやす(1日につき)

<介護老人保健施設の場合>
従来型
個室
多床室 ユニット型
個室
個室的多床室
要支援1 579円 613円 624円
要支援2 726円 774円 789円
※食費、居住費、日常生活費等は別途負担が必要です。
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